1989年イギリスで産声を上げたAura。その処女作は筐体55mmの厚みしかない薄型軽量のインテグレーテッド・アンプVA40。鏡面仕上げのクローム・フィニッシュのフロントパネルにボリュームとセレクタ、パワースイッチのみを配置した潔さは、当時の製品の中でも異色とも言える存在で、そのシンプルな姿態に惚れ込んだ人も、「多くは期待しない。ほどほどに音楽が聴ければいいよ。」と、優しい目でこの異端児に灯を入れたのです。
その後のAuraの華やかな経歴はご存知の通りです。Auraは多くの見識ある人々に育てられました。資金力のなかったAuraの創設者マイケル・トゥは、B&Wのトム・シュルンツに見出され、イギリスのワーシングから発信されたAuraの製品は瞬く間に世界のオーディオマーケットを席巻しました。
そして2006年。Original Auraのデザインが鮮やかに蘇ります。当時Auraのデザインを担当していたのは、かのケネス・グランジ氏(ペンタグラム社)。グランジ氏がAuraのために1997年の最期にデザインしたのが今回発表されるnoteです。
しかし周知の通り1997年にイギリスでのAuraの製造が終了すると同時に、このデザインも陽の目を見る機会を失っていたのでした。
noteは、CD / AMP / FM AM / PC in を幅27.5cm、高さ8.5cmの小さな筐体に凝縮したミュージック・ボックスです。これはミニマリズムを提唱し、シンプルで普遍性の高い製品を創造してきたAuraの重要なプロジェクトだったのです。当時のモックアップを手本とした筐体は、オーラデザインジャパン監修のもと、素材、寸法、細部の造りこみに至るまで完璧に復元されました。
一見スタイリッシュでクールに写るデザインですが、その中にある温もりとヒューマニズムを見つけ出すのはそう難しいことではありません。あとは、お好きなスピーカーと組み合わせるだけでシンプルかつピュアなオーディオの世界を堪能していただけます。しかもアンプ部は、Auraの傑作インテグレーテッドアンプVA-50の設計を踏襲しており、現在のオーディオにはない、瑞々しい鮮度溢れるあのオーラサウンドを現在に蘇らせます。
もちろんCDドライブやDACには最新のモジュールを搭載し、Auraの音色を継承しながら、さらに磨きのかかった音質を実現しています。 また、PCからの入力にも対応。通常のPCでは、サウンドボードとして認識されるため、あらゆるファイルの音楽再生を可能としています。また、USB入力ではmp3プレーヤーやメモリーカードとの接続を実現。mp3プレーヤー接続時にnoteのリモコンでmp3プレーヤーの操作が可能なのは言うまでもありません。
また、USBメモリーカードなどに、ボタンひとつで全ての入力(AUX/FM,AM/CD)から、MP3(128kbps固定)で録音可能。さらにスタンバイ時のクロック表示や、スリープ、タイマー機能も装備しました。
こんなオーディオを待っていた!
心からそう思える"Aura note" 2006年冬に登場です。
※Aura Design のホームページはこちら
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