LP (生産完了)

LPはアフリカのモザンビークで育った樹齢100年以上のエボニー(黒檀)をボディに採用しています。ブライアウッドと比べても格段にその剛性、質量を高めたエボニーウッドは、密度感、反応スピード、力感の向上といった音質的なファクターに大きな影響を及ぼしています。

内部ジェネレーターはベンツマイクロのトップモデルとして名高いRUBY3を基本としていますが、RUBYスクエアプレートへのコイル巻きが左右対称となるよう工夫を施すことで位相管理を徹底、応答性のさらなる向上のために巻数を減らすというチューニングが与えられ、出力は0.28mVになっています。

LPはスペックを含め音質的にもBENZ MICROが設定した最高度のハードルをクリアするため、最終的なサスペンションチューニングにも多くの時間がかけられています。 このフラッグシップモデルは、限りある貴重な資源を採用しているため、その生産数も限りあるものとなると発表されています。