FS197(生産完了)

About 190LINE
190LINEはJETトィータの最新バージョンJET V extra versionを搭載したスーパー・バリューライン。オーディオ・ファイル垂涎のトィータ、JET Vの主要部分を踏襲するJET V Exと歴代モデルの開発から得た数多くのノウハウを投入した190 LINEは、新鮮なサウンド・デザインの中に脈打つ伝統のジャーマン・クラフトマンシップを今に伝えるホットなラインアップです。
PROFILE
190 LINEのフロア・スタンディング・モデル FS197は、最新の高性能トィータのポテンシャルを存分に引き出したハイ・パフォーマンス・モデルです。JET V Exが達成した共振周波数帯域の下降と高調波歪みの低減で、AS CONEウーハーとのコンビネーションは明らかに向上しています。透明感を増し開放的な伸びやかさを得た高音域と、ひとつひとつの音をしっかりとホールドしながらも温度感を失わない中低音とのつながりはとてもスムースで、質の良いフルレンジ・スピーカーを思わせるような一体感のある再現を手に入れています。キールで製造されるELACのハンドメイド・クオリティを、リーズナブルに、そしてカジュアルに使いこなしていただけるフロア・スタンディング・モデルです。
DETAIL
JET V Ex

50kHzまでのびた周波数特性と驚異的な低歪み。さらに余裕のパワー・ハンドリングでハイエンド・モデルのパフォーマンスを支えてきたJETトィータ。100分の1ミリの精度を要求される振動板製作を含め、そのほとんどの工程をハンドメイドに託したELACのアイデンティティが新たな段階に突入します。JET V extra versionは、アルミ・ダイキャスト・フレームや4ギャップ・デザインこそ採用していませんが、電極プリントを細かくしカプトン振動板面積を20%拡大した重要な技術は踏襲しています。それに伴い新しいホールディング・パターンを採用したトィータ振動板は、正面から見ると従来よりもカプトン素材の黄色部分が増して見えるはずです。さらに強化した磁気回路をもうひとつの特長とし、パワー・ハンドリングの工場と、共振周波数を可聴帯域外へと大きく遠ざけることに成功。高調波歪みの低減にもその効果は及んでいます。
AS-XR CONEウーハー

ブラック・アノダイズ処理を施されたAS CONEウーハーは、振動板にアルミニウムとペーパーのハイブリッド構造を採用し、俊敏な応答と高い剛性を高次元にバランスさせながら、異種素材の共振相殺による内部損失を得ています。このドライバー・ユニットには、空力特性に優れるエアロダイナミック・フレームが採用されています。
バイワイヤリング・スピーカー・ターミナル

190 LINEはトィータとウーハーそれぞれ個別に接続することでクオリティ・アップを狙えるバイワイヤリング接続に対応。
ボトム・エミッション・テクノロジー
ボトム・バスレフポートは設置場所によるルーム・アコースティックの影響を受けにくく、誰もがあるべきクオリティを手にいれることが出来るクレバーな手法です。
フロア・スタンディング・モデル用スパイク

190 LINE専用に開発されたスパイクとインシュレーターが標準装備されています。
Specification
|