Delphi MkⅥ (生産完了)

PROFILE
DELPHIが、MK Vに進化を遂げてから12年。そのパフォーマンスは最先端を譲ることなく、アナログ・プレイヤーのひとつに究極として君臨してきました。 しかし、その間メカニカル・エンジニアであるジャック・リーンデューが思い描いていたのは、MK Vが究極ではなかったことを証明するドラスティックな進化とアイデアなのです。そしてそれは手間を惜しまない、熟成と呼ばれる機関を経て具体化されました。DELPHI MK VIがアナログプレイヤーのランドマークとなることに、ORACLEは絶対の自信を持っています。
DETAIL
NEW MVSS (Micro Vibration Stabilizer System)

従来のオラクル・サスペンション・システムの効率的な能力を生かしながら、サブシャーシに存在するマイクロバイブレーションを排除する。この難題をクリアしたのがMVSSです。低粘性シリコン・オイルを用いたこのシステムは、サブシャーシはもちろんのこと、プラッター、アーム、カートリッジに伝わる僅かな振動を完全に排除。その効果はサウンドの安定性に全体域で大きな改善をもたらします。
NEW Main Bearing System

ORACLE独自の6ポイント・ベアリング・システムがさらに進化しました。温度変化や経年変化に強い精密ボルトを新たに採用。ボトム・プレートは優れた耐熱性と強靭さを兼ね備えたポリアミドイミド(PAI)に変更されました。プラッターの安定した回転とともに、回転によって発生するノイズの軽減に成功。これはレコードの溝に刻まれた情報をより正確に再生できることを意味しています。
NEW Sub Chassis
中心セクションを拡大すると同時に、サスペンション・タワーに伸びる脚を短くしたサブ・シャーシはカウンター・ウェイトの大型化と、全体の重量配分を改善したことで、レゾナンス・コントロールに優れ、さらに幅広いトーンアームへの適応を可能にしました。トーンアームのマウントリングは、質量を35%増したことでその強度を高めています。
OTHER IMPROVEMENT

S/Nと安定感に優れたスムースな回転を保つために、Delphi MkⅤでオプション設定(¥190,000/税別)されていた電源TURBO POWER SUPPLYを標準装備としました。また、脚部にポリアセタール樹脂デルリンを用いたDELRIN FEET SYSTEMを採用。それ事態が効率的な高周波フィルタの役目を果たすそざいにより、プレーヤー本体は外部からの有害なエネルギーから守られています。
ORACLE SME345

SMEから供給されたこのトーンアームは、309 TONEARMをベースにDelphi専用にモディファイされた特別バージョンです。本体はORACLE-SMEのロゴが美しくプリントされたシルバー仕様。内部配線はヴァン・デン・ハル社MCS150 シルバーリッツが採用されています。
別売専用トーンアーム:ORACLE SME 345 ¥450,000(税別)
Specification
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