BS403

bs403
専用スタンド LS30 は別売です

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About 400LINE

NEW 400LINEには、ELACが構想を掲げていたミドルハイ・コンセプトが具体化されています。
しかし、そんなソフトよりのイメージを打ち砕くストイックなまでの新技術投入を目の当たりにすると、そこにELACが目指す新しい時代のスタンダードが見えてくるのです。

PROFILE

BS403はELACが誇る最新ドライバー・ユニットを搭載した、ブックシェルフ・スタイルのニュー・スタンダードです。小型スピーカーの持ち味であるオープンで精密なサウンド・ステージは、明らかに新次元へと移行しました。JET Vトィータが達成したパワー・ハンドリングの工場とハーモニックス・ディストーションの低減は、AS-XR CONEウーハーの高域特性の良さと相俟って、中域から高域エネルギーの質が特に重要なコンパクト・スピーカーのパフォーマンスに有効に作用しています。口径を拡大したボイスコイルとサイズアップしたラバー・サラウンド・エッジを与えられたロングストローク・ウーハーが発揮するスケール感豊かな低音もこのクラスの規格を大きく超えています。

DETAIL

NEW JET V

jet5

進化を続けたJETⅢが再生周波数の50kHzまで拡大したことで、それは高性能トィータの条件を全て満たしたと思われました。しかしELACの開発陣はマイナーチェンジとは一線を画する新型Vを宣言したのです。最大の変更点とされる電極プリントの最小化は、カプトン製振動版の有効面積に20%の拡大をもたらしました。新しいホールディング・パターンの功績は、パワー・ハンドリングが向上したことで飽和レベルに至るまでのマージング高まり大入力への対応が強まったこと。そしてELACが大きなメリットと捉えているのが、共振周波数をより低い帯域へ遠ざけたことです。実質的な再生帯域が広がったことでネットワーク設計の自由度が広がり、さらに高調波歪みの低減も達成されました。その他の改良点はネオジウム磁気回路の強化、トィータ・バッフルを樹脂からアルミ・ダイキャスト製に変更、正面の開口部を広げ4ギャップとしたことなどが挙げられます。

AS-XR CONEウーハー

asxrcone

フレームから続くバスケットまでアルミ・ダイキャストの一体成型としてその強度を高めたAS-XR CONE。ストレスないモーションのため大型化されたラバー・サラウンドと同期する来るとミューラー製セルロース・パルプとアルミで構成される振動板には、リデザインされた新しいパターンのクリスタル・ラインがプレス処理されています。さらに目に触れることのないその内部にも新たな技術の痕跡が残されています。自社工場で加工されるボイスコイルの内径は大型化され、振動板との接合部近くには共振周波数を抑えるためのアルミニウム・リングが装着されています。小口径ロングストローク・ウーハーの急先鋒ELACの止まることのない進化がここにあります。

ネットワーク/スピーカーターミナル

network

ウーハー・ネットワークは、磁気歪みのないハイパワー・エア・コイル、MKT(金属化ポリエステル・フィルム・コンデンサ)、そしてトィータ・ネットワークにもMPT(ポリプロピレン・フィルム・コンデンサ)などの高品位パーツを採用。ネットワーク基板は、振動対策が施された「マッシブ・マウンティング・プレート」と呼ばれる3mm厚アルミとモールド成型樹脂の複合プレートにマウントされています。スピーカー・ターミナルも新規設計されたもので、「ソリッド・メカニカル・バインディング・ポスト」と呼ぶELACオリジナルの金メッキ仕様のターミナルは、シンプルなシングル・ワイヤリングで確実なロックを約束します。

ボトム・エミッション・テクノロジー

bottom403

設置場所の影響を最小限にとどめるボトム・エミッションを採用。スピーカー底面にのみバスレフポートを持っています。FS409、FS407のフット・ベースはシンプルなデザインのスチール製となっています。

Specification

型番 BS403
形式 2ウェイ・バスレフ
ユニット JET V×1、150mm AS-XR CONE×1
能率 86dB
インピーダンス
周波数特性 41-50,000Hz
クロスオーバー周波数 2,500Hz
最大入力 100W
サイズ H308×W166×D294mm (ベース部含む)
重量 7.3kg(台)
仕上げ ハイグロス・ブラック/ハイグロス・ウォールナット
備考 サランネット付属
スタンド LS30 HB ¥60,000/PAIR (税別)
価格 ¥260,000/PAIR (税別)